弁護士がドラマを作成

Post time:2017-09-05 16:03:39

弁護士の活動は多岐にわたります。離婚問題、交通事故訴訟などから、刑事事件、企業法務などあらゆるジャンルの法の最前線に立つ仕事です。しかし、法に関する知識は一般人や企業はそれほど豊富に持ってはいないのが実情でしょう。そのため「深く考えずに法令に違反してしまう」と言ったケースも出てきます。

個人でも問題ですが、企業の場合はもっと問題になるでしょう。そういった法律への意識を高めようという動きが弁護士側にも起こっています。

長崎県弁護士会では、民事介入暴力対策の啓発をするために30分の本格的なドラマを作成したそうです。民暴によって企業がどんなリスクを負うことになるのかを、架空企業のストーリーによってわかりやすくまとめた内容で、脚本・監督・出演全てが長崎県弁護士会所属の弁護士によってつくられています。

弁護士というとなんだか堅苦しい職業に思えますが、こうやって身体を張った法律啓発ドラマを自主制作するというのは、面白い試みと言えますね。

法律のことで困ってからようやく弁護士を頼るのではなく、今後はこうした形で弁護士側から情報を発信する機会が増えていくのかもしれません。