弁護士がドラマを作成
Post time:2017-09-05 16:03:39
弁護士の活動は多岐にわたります。離婚問題、交通事故訴訟などから、刑事事件、企業法務などあらゆるジャンルの法の最前線に立つ仕事です。しかし、法に関する知識は一般人や企業はそれほど豊富に持ってはいないのが実情でしょう。そのため「深く考えずに法令に違反してしまう」と言ったケースも出てきます。
個人でも問題ですが、企業の場合はもっと問題になるでしょう。そういった法律への意識を高めようという動きが弁護士側にも起こっています。
長崎県弁護士会では、民事介入暴力対策の啓発をするために30分の本格的なドラマを作成したそうです。民暴によって企業がどんなリスクを負うことになるのかを、架空企業のストーリーによってわかりやすくまとめた内容で、脚本・監督・出演全てが長崎県弁護士会所属の弁護士によってつくられています。
弁護士というとなんだか堅苦しい職業に思えますが、こうやって身体を張った法律啓発ドラマを自主制作するというのは、面白い試みと言えますね。
法律のことで困ってからようやく弁護士を頼るのではなく、今後はこうした形で弁護士側から情報を発信する機会が増えていくのかもしれません。
Advertising |
---|
「法テラス」の認知度の低さ
Post time:2015-09-11 17:46:19
「法テラス」というのをご存知でしょうか。2006年4月に発足した「日本司法支援センター」……通称「法テラス」は、日本国政府が設立した法務省所管の法人です。いわゆる、国が運営する無料法律相談ですね。
それまで、一般市民が法律の絡むトラブルに直面した場合、とりあえず市町村役場や警察に相談するケースが多かったようです。「法律のことなら何でも法律事務所にご相談ください」と一般に門戸を開いている弁護士事務所は多いものの、「お金がかかるのでは?」という思いからか、とりあえず行政機関に駆け込む人が多いというのはわかります。
しかし離婚・交通事故・労働問題・消費者問題・多重債務などの法的トラブルについては、役場や警察では適切な対応はできません。結果、泣き寝入りせざるをえなかったケースも多かったようです。そこで法律の専門職によるサービスをより身近に受けられるよう「総合法律支援法」が制定され、法テラスが誕生しました。
法テラスは全国の都道府県庁所在地ほか、各地に地方事務所、支部、出張所、地域事務所などが存在しています。一般国民は民事・刑事など法律知識が必要な法的トラブルの際には、法テラスの窓口を訪れることで弁護士の紹介や費用の立替、情報提供などを受けることができます。
法テラスが現在抱える最大の問題は、まだまだ知名度が十分に高いとはいえず、国民全体に浸透していないことです。徐々に知れ渡ってきてはいますが、法律専門家の助けを必要としている全員が利用できるよう、より広く認知されることが今後の課題といえます。
Advertising |
---|
弁護士が教える痴漢の防御法
Post time:2014-04-25 15:07:58
痴漢の防御法というと女性が、身を守る方法を教えてくれる内容なのかと思うでしょう。 ここでは、冤罪から身を守るための方法なんです。痴漢に冤罪?と思う女性はかなり多いと思います。痴漢された側からしたら、耐えられないくらいの行為だからです。
しかし、痴漢の冤罪は増えているのもまた事実なんです。なぜ痴漢に間違われてしまうのかと思うと思います。ほとんどの男性は、電車内では女性の近く・同じ車両に乗らない・両手を見えるところにあげているなど、間違われないように気をつけていると思います。
それでも、あらな疑いをかけれてしまう事だってあるんです。まずは、駅の事務室には行かないこと、これは行っても話なんか聞いてもらえないです。一度その場を立ち去ること、逃げるようにではなく、身元などわかるものを置いていくんです。そして、一番は弁護士を呼んで下さい。あなたの味方になる弁護士と早く会って話をしっかり聞いてもらってからでも、対処はできます。
より身近な存在に
Post time:2014-03-26 15:53:24
http://www.bengo4.com/topics/1161/
弁護士は法の番人、という言葉は理解しているけれども実際は遠い存在、そう覆っている人は少なくないはずです。ご近所の問題も、学校での問題も、いざこざも身内同士で話し合えば解決……とうまくいかなかった場合も、だからってなかなか「いざ弁護士」とはなりにくいものではありませんか。それはやはり、弁護士が「法律」「裁判」と日常生活とは遠い存在だからに違いないでしょう。
そんな中、静岡弁護士会が新たな試みを打ち出しました。なんと、市内の自治会に担当弁護士を割り当てるというのです。顧問料は取らず、自治会員であれば一人につき三回まで無料で相談を受けられるという仕組みです。
会長の中村光央さんは語ります――「オレオレ詐欺や押し売り被害などにあいかけた市民が、その場で直ぐに弁護士に電話を出来る、そんなセーフティネットが作りたかった」。
まさに一般市民であっても詐欺や押し売りなど犯罪行為と身近になってしまった時代です。このような仕組みがもっと広がると安心できますね。
とある弁護士のCMに
Post time:2014-03-19 14:51:45
アメリカのとあるCMのお話です。お話といっても、スーパーボウルと呼ばれるアメリカンフットボールのCMなのですが、スーパーボウルはアメリカ中で高視聴率をたたき出すため、世界で最も高価なコマーシャルといわれています。過去に数々のハリウッドスターが出演していたり、何かと話題の尽きない豪華なCMが多いのです。
今年流れたCMのうち、ジョージア州の一部でしか流れなかったCMがありました。労災や交通事故など、怪我を専門とした弁護士のジェーミー・カジノ氏のCMです。もともとは告訴された者たちの立場に立って弁護をしていた弁護士だった彼は、子供に「どんな仕事をしているのか」と聞かれ、「私の仕事は胸を張って子供に説明できるのか」と胸中で叫びます。
しかしある日、彼の友人や弟、親しくしていた者たちが殺されるという悲劇が起こり、弱いものの味方へと生まれ変わるというCMです。
ジェイミー・カジノ氏個人のCMなのですが、これはドラマの予告かと思えるほどの出来のよさと、胸を打たれるCM。いわば闇から光へと、立場をかえた「弱きものへの救済者」のCMでした。
弁護士、横領容疑で逮捕
Post time:2014-03-12 13:15:12
弁護士といえば正義の味方、何か困ったときに頼りになる、最後の砦でもある法の番人です。そんな弁護士でも魔力に抗えないのでしょうか、横領容疑で弁護士が逮捕されました。
逮捕されたのは兵庫県の弁護士会所属の安村友宏容疑者35歳。
容疑者は会社のせいりのため、預けられていた現金1億3000万のうち、427万円を着服した疑いで逮捕されていますが、なんともけしからぬことに、この容疑者は逮捕された際に容疑を認めたあと「ほかの会社からも1億円近く着服した」と話しているそうなのです。
着服したお金は事務所経費や遊興費に使ったと話しているのですが、1億円以上も着服した事務所や遊興はいったいどのような生活になっていたのやら、庶民にはため息しか出ません。
今回は着服された会社から苦情が相次いだため、弁護士会が容疑者に事情を聞こうとしていた矢先のはなしだったようだ。容疑者が出頭したということで、潔いというか情けないというか。
しっかり安心できる弁護士のところに、大金は預けたいところですね。